やりたいことをやるの本当の意味とは?

こちらの記事の続編的な内容です。

↑の記事で、行動するときの動機が「やりたいことかどうか」というのが重要ということについて書きました。

やりたいことをやってやりたくないことをしない。

というのは人生の幸福度を最大化するライフハックだと思います。

ただ

「やりたいことをやってやりたくないことをしない」というのを額面通りに受け取ってしまうとうまくいかないこともあるというのが今回のテーマ。

ではスタート!

オモシロタノシズムでは「視点を上げる」ことを大事にしているのですが、やりたいこと、やりたくないことそのものについて考えると視点が下がります。

そして、つい簡単なことや楽なことを「やりたいこと」と勘違いしがち。

本来は、やりたいことややりたくないことが重要なのではなく、どんな未来を実現したいかという「目的」こそが重要なことですよね。

その未来を実現するための「行動」が「やりたいこと」で、妨げになることが「やりたくないこと」となるはず。

眼の前のことを、やりたいかやりたくないかだけで考えてると目的から意識がそれてしまい、「やりたいことやってるのにうまくいかないじゃないか!」となってしまう危険性があります。

なので、最初に考えるべきは「実現したい未来」。

実現したい未来のイメージが明確なら「行動」は自然と決まってくるし、やりたいかやりたくないかとかあんまり考えなくなります(笑)

ここで、重要なことをお伝えしますね。

仕事や人生が空回りしてる人に共通してることのひとつに「向き合うべきことから逃げている」というのがあリます。

長年の人間観察と自分自身の大失敗経験から断言してもいい。

つまり、本質的な目的から考えると「やりたいこと」のはずなのに「やりたくないこと」にしちゃってる状態。

この場合の「本質的な目的」というのは本人が意識してるかどうかはともかく「幸せ」になるということです。

なので、「やりたいこと」というより「やるべきこと」「進むべき道」という方が正確かもしれません。

まあ、細かい話は置いておいて、やりたいこと、やりたくないことを考える前に「実現したい未来」や「人生の目的」について考えることが大事ですよという話です。

これはビジネスの悩み相談でもよくあること。

相談者さんの悩みに対して「こうしたらどうですか?」と提案すると「そんなことしたらお客さんが来なくなる」「それだけはやりたくない」と抵抗されることがあるのですが、そこをひっくり返すと悩みが嘘のように消えてしまうということを何度も経験しました。

具体的な事例はこちらの本にも書いてます。

たいていは、業界の常識や経験による「思い込み」に過ぎなかったり、ちょっとした「プライド」が邪魔をしてたりすることがほとんど。

そういうときは、未来をイメージしてもらうことで思い込みやプライドを外してもらうのですが、面白いように現実が変わって相談者さんに笑顔が戻ります。

僕はそれが楽しくて仕事してるようなものかも。

話を戻します。

今回の話をまとめると

やりたいことをやってやりたくないことをしない。
本質的な意味で捉えることが大事。

ということになります。

そのためには「実現したい未来」や「人生の目的」について考えましょうということ。

なにかの参考になれば嬉しいです。

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