たまたまテレビで「大阪のアメリカ村」の番組を観ました。
昔憧れたカフェバーやディスコのオーナなど、昔よく聴いたラジオのDJ、ヒット作を連発してた空間デザイナーなどが出ておられて、懐かしさを感じたので近いうちに行ってみようと思います。
最初何もなかったエリアにカフェがオープンして、だんだん店が集まり自然発生的に生まれたのが「アメリカ村」という話しから、ブルーオーシャンとレッドオーシャンの話を思い浮かべました。
大阪には、他にも南船場や堀江など、だんだんお店が増えて人が集まるようになったエリアがあります。
京都の一乗寺には有名なラーメン街道というのがありますが、僕が住んでたころは天下一品、横綱、珍遊、天天有くらいしかなかったと思うのですが、いまやひしめき合って大盛況。
同じく京都の寺町という古い商店街も、うちのクライアントさんが洋服のセレクトショップをオープンしてから洋服・古着・雑貨のお店が増えて街の様子がすっかり変わりました。
どの事例も
最初はブルーオーシャンで途中からレッドオーシャンに変わってます。
レッドオーシャンと言うと血の海ですから厳しい競争にさらされてるようなイメージですが、そもそも人が集まってるエリアなので「集客」は楽だと言えます。
競合がいないということはお客さんもいないと言うことなので、一軒目を出したお店は勇気が要ったことでしょう。
いわゆるファーストペンギンというやつですね。
実際、クライアントさんの場合、出店する際に社長は相当悩まれてたし社内でも意見が分かれてました。
ここまでが前フリ。
僕が起業や開業の相談を受けるとき、ブルーオーシャンを目指すよりも、あえてレッドオーシャンをおすすめすることが多いです。
ある程度お客さんが見込めるところでスタートするほうが楽ですから。
レッドオーシャンは競争が大変だというイメージがあるかもしれませんが、そのなかで目立ったり独自のポジションを取るほうが、なにもないところで勝負するよりもリスクは少なくなるという考え。
そして、その時役に立つのが「個性」です。
個性を大事にしながらキャラを立てることで出過ぎた杭になるという作戦。
個性を活かせばレッドオーシャンも怖くない!
今日も個性全開で楽しい一日になさって下さい。