【あなたの仕事の目的は何ですか?】
結婚相談所でお仕事されてた方から聞いた話で、ふと思ったことを書きます。
結婚相談所の売ってるものは「結婚」ですよね。
結婚するカップルを増やすのが仕事。
だから
仕事ができる人=成婚率が率が高い
とも言える。
実際、成婚させた人にはインセンティブが支払われる会社もあるそうです。
となると、目的が「結婚してもらうこと」になる人
つまり
結婚してうまくいくかどうかよりも、とにかく「結婚」してもらおうと考える人が出てくるのは普通のことですよね。
これって、転職業界でも同じようなことが起きてるんじゃないかと思うのです。
転職してよりよい人生になることよりも、転職してもらうことが目的となってる人がいる。
売ってるものがそうなんだから、会社として売上を上げたり給料を支払うためには仕方がないことなのかもしれません。
これ
あらゆる業界に言えることではないでしょうか。
僕が長年仕事してきたデザイン業界でも一緒だなあと感じます。
集客や売上向上の相談があると
・印刷会社はチラシやパンフレットを売ろうとするし
・ホームページ制作会社はホームページを売ろうとするし
・コンサルティング会社はコンサルを売ろうとする
*少し極端な表現になってるかもしれません
当たり前といえば当たり前なのですが
(お客さんの)本質的な意味での問題解決になるのかな?
という疑問もあります。
結婚も就職も転職も印刷物もホームページもコンサルティングも
その先に
「幸せになる」
という目的があるはずなのに製品やサービスを売ることが目的となってると感じるんですよね。
そういうお前はどうやねん!
という声が聞こえてきました。
僕は、長年デザインの仕事をやってきたなかで、お客さんから相談を受けると、「この人はどうなれば一番嬉しいのかな?」と考えながら色々話を聴いて、こうするのが一番いいのでは?と思うものを提案するようにしてます。
(仕事の内容によってはその限りではありませんが)
実際、チラシを作ってほしいという依頼にフリーペーパーの掲載を勧めたこともあります(なので仕事にはなりませんでした)。
集客の相談にのってるうちにカフェをつくったこともあります(笑)
とはいえ、うまくいったことばかりでもないし偉そうなことを言うつもりはありません(書いてるやん)。
ビジネスなので、綺麗事ばかりで済まないことも理解してます。
*一応経営にも関わってますし。
ただ
結婚相談所の話をきっかけに
自分が売ってる商品やサービスの先にある目的は忘れないようにしたいと思ったので自戒を込めて書いてみました。